恋仲3話 ネタバレ感想あらすじ [恋仲]
第2話の平均視聴率が9.9%といまいち数字が伸びない恋仲
2週続けて視聴率が1桁なわけだが『恋仲』第3話はどのようなあらすじに
なっていくのか、あらすじと感想を書いてみましたネタバレは注意！！
⇒恋仲2話 ネタバレ感想あらすじ
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第2話で、三浦葵と芹沢あかりは、金沢公平の急な腹痛により、
本当は3人で行く予定だった映画を、急遽2人で行くことになり、
映画館内で7年ぶりに2人きりの時間を過ごす事になった。
映画からの帰宅後、葵は、公平から、「ときめいちゃったりしたんじゃないの？
だって、久しぶりにあかりと2人きりで過ごしたんだろ。
忘れていた恋心がふつふつと涌き起こってきちゃったり…」
とからかわれて、慌てながらも否定した。しかし、葵は内心、
映画館内で2人きりのデート、あかりに対しての懐かしいときめきの想いを感じていた。
もう一方であかりも上機嫌で自宅に帰り、彼氏の蒼井翔太
に、映画の内容や映画館内の出来事を楽しそうに話した。
葵とあかりが2人で出掛けたことを知ってしまった、
そんな2人の帰りを待ち伏せして邪魔をした翔太は、
そんなあかりの上機嫌の様子が内心おもしろくない。
あかりは翔太の気持ちなどをを察することもなく、
葵との久しぶりに楽しかった映画のデート話を、同居人である高梨恵里香に話し、
その上機嫌さが伝わる。あかりの機嫌の良さについて尋ねる恵里香に、
「この前話した幼なじみと、昔みたいに戻れただけ」と、あかりは嬉しそう話した。
恵里香がそれに対して、「良かったじゃん！まさか初恋の相手だったりして？」
とカマをかけると、その事が図星であったあかりは素直に認め、
恵里香から「どんな人？」と聞かれると、
「子供の頃はチビでいじめられっ子で、いっつも私の後ろに隠れてた。」
恵里香が「なんでそんな人好きになっちゃったの？」と聞くと、
「最初はそんな気持ち全然なかったんだよ。でも、気付いたら好きになってた…」
と照れながらも複雑な気持ちで答えるあかり。
恵里香が「で、どうなったの？」と聞くと、
「振られました。富山を離れる前の日にね、一緒に花火を観たんだけど、
でも、結局気持ちを伝えられなくて…。で、
『1年後に会おう』って手紙を残したんだけど、来てくれなかったんだよねぇ…」
とあかりは当時の事を語った。
※http://hitmee.info/koinaka-sanwa-arasuji-3402より引用
その話しを聞いた恵里香は「それやばくない。だって片想いのまんま終わった相手と再会したんだよね。
またさらに燃え上がっちゃうパターンじゃない？
翔太くんという人がありながら、まぁズルい」
と茶化しながら話す、あかりは「何言ってんの。そんなことあるわけない！」
と、今度は強く否定した。
その頃、葵は担当する新しい仕事現場の建築予定地にいた。
そしてその工事現場内の建設作業員の中に、7年前に、経営する工場が倒産して、
借金取りから逃げて消息不明になっていたあかりの父・寛利にそっくりな人物を見掛ける。
その姿をもう一度確認しようとした葵だが、そのあかりの父親らしき人の姿はすでに見えなかった。
ある日の事、葵はあかりから、建築事務所勤務とのことで、
「自宅のラックが壊れちゃったから作って欲しい」と頼まれる。
そして日曜日にその材料の買い出しに行くため、あかりと恵里香と3人で
ホームセンターへ行くことになった。
慣れた関係で言いたい事を何でもに言い合う葵とあかりの2人の姿を見ていた恵里香は、
その複雑な関係に、「仲が良いんだか悪いんだか」と呆れ気味だった。
ホームセンターから帰り材料を組み立て、やっとラックが完成した頃に、
あかりは、幼い頃に撮った父親と一緒に撮った写真を眺めていた。
それを見て葵は、「おじさん、どこにいるか全然わからないんだっけ？」
と、父親、寛利の事を聞いた。それに対してあかりは「ずっと探してるんだけどね…。
もうホント勝手。会って一言文句言ってやらないと気が済まない」
と少し強がりにもみえる態度。そして、「まぁそのうち見つかるよ。翔太も一緒に探してくれてるし」
と言った。
※http://hitmee.info/koinaka-sanwa-arasuji-3402より引用
あかりがその場を離れた時、恵里香が葵に、「あかり、再会できて喜んでましたよ」
と伝える。恵里香は、あかりと翔太の関係についても話した。
「あかり、東京に出て来た頃は、今とは全然違ったんだよ。
いっつも俯いてて、超、暗いの。
多分、お父さんのことが相当ショックだったんじゃないかな。
でも翔太くんと付き合うようになってから変わった。
あかりはさぁ、翔太くんに救われたんだよねぇ」と話した。
あかりと両想いだった高校時代のような関係が戻りつつあり、
これはもしかしたら、と少し期待をしていた葵は、恵里香の話を聞いて、
今、あかりのそばにいるのは自分じゃなく翔太という事の現実、
高校生の頃のようにはもう戻れないという現実を知り、落ち込んでしまった。
そんな時に、葵の家に遊びに来た元彼女の冴木瑠衣子が、
落ち込んでいる葵に対して、「どうかした？悩みがあるなら、お姉さんが相談に乗りましょうか？」
と、葵の腕をとり腕を組む。それに対して葵は、「こういうの、もうやめてくれないかな。
俺、一度好きになった人のこと、そんな簡単に友達とか思えないから」と瑠衣子を突き放した。
瑠衣子は以前に葵と付き合っていた頃に、他で好きな人ができ、一葵のことを振った過去がある。
葵としてはその当時の苦い経験を簡単に割り切れない様子だった。
「なんでそんな風に割り切れるの？何もなかったみたいに。俺には無理だよ」
と、瑠衣子の身勝手ともいえる行為に強く言った。瑠衣子も、
「そうだよね、ごめんごめん。もう来ないね」と、微妙な空気感の中笑顔を作るしかできなかった。
その頃、翔太はあかりの部屋に着ていた、使用済みの来客用のグラスを見て、
「誰か来たの？」と、あかりに聞く。あかりは何もなかったかのように
「うん、葵」と答える。それを聞いて翔太は内心穏やかではなかった。、
「ラックの材料の買い出しだけじゃなかったんだ？」と、
なんとなしに嫉妬心をみせるが、その翔太の気持ちにあかりは全く気付かない。
ラック作りの時に葵と意見がまったく合わず喧嘩をしたという内容の話を翔太に隠さず伝えた。
翔太はその話を聞いて耐えられず、突然キスをあかりにして黙らせ、ベッドに押し倒した。
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翌日、葵のもとに翔太から仕事中に電話がかかってきた、そして葵は翔太に食事に呼び出され。
「どうした？」と葵が翔太に聞くと、翔太は、「あかりの教員採用試験、来月なんだけどさ
、合格したら、俺、あかりにプロポーズしようと思ってる」と、
翔太の衝撃的な告白をされた。そして、「葵、俺たちのこと祝福してくれるか？」と言った。
その事について葵は、「もちろん。当たり前だろ」と話した。
「本当に？」と翔太が確認をすると、「なんでだよ？」と葵が言う。
「昔、あかりのこと好きだっただろ？」と核心を突かれる質問をする翔太に対して、
葵は、「何年前の話だよ。今は何とも思ってないし、2人が幸せなら俺も嬉しいし」
と、無理矢理な笑顔で、軽く話しを受け流そうとした。
その答えを聞いた翔太は、「その言葉が聞けて良かったよ」と少し安心した感じ。
葵は、「結婚、こんなに早く決めちゃっていいの？」と質問をすると、
質問に対して翔太は「早く安心させてやりたくて。あかりがもう一人にならないように、
家族になってやりたいって思ったんだ」と言った。
その翌日、建築現場で葵は再びあかりの父・寛利を見かけた。
「おじさんも東京にいたんですね。今まで、どうしてたんですか？
どこで、何してたんですか？どうしてあかりを置いて出てったりしたんですか？」
と、寛利にくい気味詰め寄った。「あかりも今東京にいます。おじさんのこと、
必死で探しています。とにかく、あかりに会ってやってください」
と葵が必至に伝えるが、父・寛利は、「今さら、俺にそんな資格ないよ」と答えた。
葵は、「資格って…おじさんがいなくなって、あかりがどんな気持ちで…」
と話すが、寛利は、「もういいだろ。勘弁してくれよ」と言い
その場を立ち去ろうとする。その後ろ姿に葵は、「あかり、結婚するかもしれません！」と告げた。
自宅に帰った葵は、妹の七海と公平に、あかりの父親ことを話した。
「何を話したんだよ？」と公平が聞く。
「何も言えなかった。俺、何も分からないからさ、あかりのこと。
この7年、あかりのそばに居てやれなかった。
あかりが大変な時、何の力にもなってやれなかった」と葵が言う。
七海が、「それは仕方ないでしょ。だって、誰にもどうしようもできなかったことでしょ」
と話すと、葵が、「花火一緒に見た時さ、あかりちょっと様子が変だったんだよね。
なのに俺、全然気付いてやれなかった。子供の頃、あんなに毎日一緒に居たのに…」
と涙ながしながら話した。
公平が「これから助けてやればいいだろ」と葵に言うと
葵が「俺じゃないんだよ。あかりにはもういる。あかりが一番つらい時、そばで支えてくれた奴」と言った。
自分気持ちに整理がついた葵は、翔太の病院を尋ねていた。
そして、建築現場であかりの父親に会ったことを翔太に言い、
「どうするか、翔太に任せていいかな？それが一番いいと思うんだ。頼んだ」
と、あかりと父親とのことを翔太に頼んだ。
そんな中、父・寛利があかりの家を尋ねて来て、翔太と出会った。
街中で父・寛利のことを見掛けたあかりも慌てて父を追い掛けたが、
見失ってしまった。翔太にそのことを電話で伝えたのだが、
翔太は意外な言葉をあかりに返した。
「もうお父さんのこと考えるの、やめにしないか。
前から言おうと思っていたんだけど、7年も探して見つからないんだから、もう無理だよ」。
と翔太は言った。
あかりは「そんな、ずっと一緒に探してくれたのに、なんで？」と、
翔太が言った言葉が信じられないあかりに対して、翔太は、「もう諦めたほうがいいよ」と言い
一方的に電話を切る。葵から、あかりと父親との関係を頼まれたにも関わらず、
翔太はなぜこんなことを言ったのか？
翔太に冷たくされた後あかりは、「相談したいことがあるんだけど…」と葵の前に。
「お父さんを見たの。翔太に相談したんだけど、全然相手にしてくれなくて…」
葵は「翔太には翔太の考えがあるんだよ」と話したが、
「考えって何？もう忘れろって言われたんだよ。たった一人の家族のことなのに」と
あかりは葵に対して感情をぶつける。「翔太が何考えてるのか、全然わかんないよ」と言った。
葵は、「わかんないなら『わかんない』って、俺じゃなくて翔太に言えよ」
と言い、それに対してあかりは「無理だよ」と言う。
葵は、「俺さぁ、お似合いだと思うよ、あかりと翔太。あかりに再会してさ、
俺、『すげぇなぁ』って思った。『あんなに大変なことがあったのに、
教師になる夢諦めないで、頑張っててすげぇな』って」と話した。
「それってさ、翔太のお陰だろ」と。
「いつもみたいにガンガン言えよ。翔太なら大丈夫だって。
ちゃんと受け止めてくれるよ。だって、5年もあかりと付き合ってるんだろ。
並大抵の神経じゃできないよ、そんなこと」と言った。
「ちょっと、どういう意味？」と、あかり言い。
「まぁ少しは女らしくなったけど、相変わらずガサツで頑固のお前の相手なんか、無理ってこと」
と葵が話すと、高校生の頃のようにまた2人の喧嘩が始まる。
あかりは葵に対して喧嘩の後の別れ際、「ありがとう」と笑顔で伝えた。
葵もあかりに、「頑張れよ、教員試験。絶対に合格しろよ！」と言った。
合格したら、翔太があかりにプロポーズをするという事を知りながら。
一方で、仕事が上手くいった瑠衣子から、
知らせを聞いた葵は、「今から時間ある？」と、
瑠衣子をお祝いの意味こめて食事に誘う。
瑠衣子から、「昔好きだった人って、あかりさんのこと？」と聞かれた葵は、
そのことを正直に認め、「でももう終わったから」と、あかりへの気持ちをキッパリ断ち切ったとを告げる。
無理やり自分に言い聞かせるように。
一方その頃、翔太の部屋を留守中に訪れたあかりは、7年前の花火大会に、
葵に書いたはずの手紙「ずっと好きでした。来年の花火大会の日、同じ場所で待ってます」
と書いた手紙を挟んだ漫画ワンピースの51巻が、翔太の机の引き出しに入っているのを見つける。
高校生の頃葵の机の中に入れたはずのワンピース。。なぜ翔太が持ってるの？
あかりはその事が訳わからなくなる。そして、手紙が今でも漫画の中に挟まっていた。、
あかりは「何これ…」とつぶやく。
なぜ葵が、1年後の花火大会に来なかったのか、あかりは理由がわかったようだ。
またその一方、あかりの父親に翔太はこっそりと会っていた、50万円を渡し、
「今後、二度とあかりの前に現れないと約束して下さい。あかりの人生から出て行って下さい」
とあかりの父・寛利言っていた。
恋仲の第3話の話しはここで終わった、翔太のあかりに対しての冷たい態度
父親に対しての行動、そして葵はあかりへの気持ちを無理矢理断ち切ろうと
元彼女の瑠衣子との絡み。
今後、第4話でどう展開していくのかが楽しみですね！
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映画からの帰宅後、葵は、公平から、「ときめいちゃったりしたんじゃないの？
だって、久しぶりにあかりと2人きりで過ごしたんだろ。
忘れていた恋心がふつふつと涌き起こってきちゃったり…」
とからかわれて、慌てながらも否定した。しかし、葵は内心、
映画館内で2人きりのデート、あかりに対しての懐かしいときめきの想いを感じていた。
もう一方であかりも上機嫌で自宅に帰り、彼氏の蒼井翔太
に、映画の内容や映画館内の出来事を楽しそうに話した。
葵とあかりが2人で出掛けたことを知ってしまった、
そんな2人の帰りを待ち伏せして邪魔をした翔太は、
そんなあかりの上機嫌の様子が内心おもしろくない。
あかりは翔太の気持ちなどをを察することもなく、
葵との久しぶりに楽しかった映画のデート話を、同居人である高梨恵里香に話し、
その上機嫌さが伝わる。あかりの機嫌の良さについて尋ねる恵里香に、
「この前話した幼なじみと、昔みたいに戻れただけ」と、あかりは嬉しそう話した。
恵里香がそれに対して、「良かったじゃん！まさか初恋の相手だったりして？」
とカマをかけると、その事が図星であったあかりは素直に認め、
恵里香から「どんな人？」と聞かれると、
「子供の頃はチビでいじめられっ子で、いっつも私の後ろに隠れてた。」
恵里香が「なんでそんな人好きになっちゃったの？」と聞くと、
「最初はそんな気持ち全然なかったんだよ。でも、気付いたら好きになってた…」
と照れながらも複雑な気持ちで答えるあかり。
恵里香が「で、どうなったの？」と聞くと、
「振られました。富山を離れる前の日にね、一緒に花火を観たんだけど、
でも、結局気持ちを伝えられなくて…。で、
『1年後に会おう』って手紙を残したんだけど、来てくれなかったんだよねぇ…」
とあかりは当時の事を語った。
※http://hitmee.info/koinaka-sanwa-arasuji-3402より引用
その話しを聞いた恵里香は「それやばくない。だって片想いのまんま終わった相手と再会したんだよね。
またさらに燃え上がっちゃうパターンじゃない？
翔太くんという人がありながら、まぁズルい」
と茶化しながら話す、あかりは「何言ってんの。そんなことあるわけない！」
と、今度は強く否定した。
その頃、葵は担当する新しい仕事現場の建築予定地にいた。
そしてその工事現場内の建設作業員の中に、7年前に、経営する工場が倒産して、
借金取りから逃げて消息不明になっていたあかりの父・寛利にそっくりな人物を見掛ける。
その姿をもう一度確認しようとした葵だが、そのあかりの父親らしき人の姿はすでに見えなかった。
ある日の事、葵はあかりから、建築事務所勤務とのことで、
「自宅のラックが壊れちゃったから作って欲しい」と頼まれる。
そして日曜日にその材料の買い出しに行くため、あかりと恵里香と3人で
ホームセンターへ行くことになった。
慣れた関係で言いたい事を何でもに言い合う葵とあかりの2人の姿を見ていた恵里香は、
その複雑な関係に、「仲が良いんだか悪いんだか」と呆れ気味だった。
ホームセンターから帰り材料を組み立て、やっとラックが完成した頃に、
あかりは、幼い頃に撮った父親と一緒に撮った写真を眺めていた。
それを見て葵は、「おじさん、どこにいるか全然わからないんだっけ？」
と、父親、寛利の事を聞いた。それに対してあかりは「ずっと探してるんだけどね…。
もうホント勝手。会って一言文句言ってやらないと気が済まない」
と少し強がりにもみえる態度。そして、「まぁそのうち見つかるよ。翔太も一緒に探してくれてるし」
と言った。
※http://hitmee.info/koinaka-sanwa-arasuji-3402より引用
あかりがその場を離れた時、恵里香が葵に、「あかり、再会できて喜んでましたよ」
と伝える。恵里香は、あかりと翔太の関係についても話した。
「あかり、東京に出て来た頃は、今とは全然違ったんだよ。
いっつも俯いてて、超、暗いの。
多分、お父さんのことが相当ショックだったんじゃないかな。
でも翔太くんと付き合うようになってから変わった。
あかりはさぁ、翔太くんに救われたんだよねぇ」と話した。
あかりと両想いだった高校時代のような関係が戻りつつあり、
これはもしかしたら、と少し期待をしていた葵は、恵里香の話を聞いて、
今、あかりのそばにいるのは自分じゃなく翔太という事の現実、
高校生の頃のようにはもう戻れないという現実を知り、落ち込んでしまった。
そんな時に、葵の家に遊びに来た元彼女の冴木瑠衣子が、
落ち込んでいる葵に対して、「どうかした？悩みがあるなら、お姉さんが相談に乗りましょうか？」
と、葵の腕をとり腕を組む。それに対して葵は、「こういうの、もうやめてくれないかな。
俺、一度好きになった人のこと、そんな簡単に友達とか思えないから」と瑠衣子を突き放した。
瑠衣子は以前に葵と付き合っていた頃に、他で好きな人ができ、一葵のことを振った過去がある。
葵としてはその当時の苦い経験を簡単に割り切れない様子だった。
「なんでそんな風に割り切れるの？何もなかったみたいに。俺には無理だよ」
と、瑠衣子の身勝手ともいえる行為に強く言った。瑠衣子も、
「そうだよね、ごめんごめん。もう来ないね」と、微妙な空気感の中笑顔を作るしかできなかった。
その頃、翔太はあかりの部屋に着ていた、使用済みの来客用のグラスを見て、
「誰か来たの？」と、あかりに聞く。あかりは何もなかったかのように
「うん、葵」と答える。それを聞いて翔太は内心穏やかではなかった。、
「ラックの材料の買い出しだけじゃなかったんだ？」と、
なんとなしに嫉妬心をみせるが、その翔太の気持ちにあかりは全く気付かない。
ラック作りの時に葵と意見がまったく合わず喧嘩をしたという内容の話を翔太に隠さず伝えた。
翔太はその話を聞いて耐えられず、突然キスをあかりにして黙らせ、ベッドに押し倒した。
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翌日、葵のもとに翔太から仕事中に電話がかかってきた、そして葵は翔太に食事に呼び出され。
「どうした？」と葵が翔太に聞くと、翔太は、「あかりの教員採用試験、来月なんだけどさ
、合格したら、俺、あかりにプロポーズしようと思ってる」と、
翔太の衝撃的な告白をされた。そして、「葵、俺たちのこと祝福してくれるか？」と言った。
その事について葵は、「もちろん。当たり前だろ」と話した。
「本当に？」と翔太が確認をすると、「なんでだよ？」と葵が言う。
「昔、あかりのこと好きだっただろ？」と核心を突かれる質問をする翔太に対して、
葵は、「何年前の話だよ。今は何とも思ってないし、2人が幸せなら俺も嬉しいし」
と、無理矢理な笑顔で、軽く話しを受け流そうとした。
その答えを聞いた翔太は、「その言葉が聞けて良かったよ」と少し安心した感じ。
葵は、「結婚、こんなに早く決めちゃっていいの？」と質問をすると、
質問に対して翔太は「早く安心させてやりたくて。あかりがもう一人にならないように、
家族になってやりたいって思ったんだ」と言った。
その翌日、建築現場で葵は再びあかりの父・寛利を見かけた。
「おじさんも東京にいたんですね。今まで、どうしてたんですか？
どこで、何してたんですか？どうしてあかりを置いて出てったりしたんですか？」
と、寛利にくい気味詰め寄った。「あかりも今東京にいます。おじさんのこと、
必死で探しています。とにかく、あかりに会ってやってください」
と葵が必至に伝えるが、父・寛利は、「今さら、俺にそんな資格ないよ」と答えた。
葵は、「資格って…おじさんがいなくなって、あかりがどんな気持ちで…」
と話すが、寛利は、「もういいだろ。勘弁してくれよ」と言い
その場を立ち去ろうとする。その後ろ姿に葵は、「あかり、結婚するかもしれません！」と告げた。
自宅に帰った葵は、妹の七海と公平に、あかりの父親ことを話した。
「何を話したんだよ？」と公平が聞く。
「何も言えなかった。俺、何も分からないからさ、あかりのこと。
この7年、あかりのそばに居てやれなかった。
あかりが大変な時、何の力にもなってやれなかった」と葵が言う。
七海が、「それは仕方ないでしょ。だって、誰にもどうしようもできなかったことでしょ」
と話すと、葵が、「花火一緒に見た時さ、あかりちょっと様子が変だったんだよね。
なのに俺、全然気付いてやれなかった。子供の頃、あんなに毎日一緒に居たのに…」
と涙ながしながら話した。
公平が「これから助けてやればいいだろ」と葵に言うと
葵が「俺じゃないんだよ。あかりにはもういる。あかりが一番つらい時、そばで支えてくれた奴」と言った。
自分気持ちに整理がついた葵は、翔太の病院を尋ねていた。
そして、建築現場であかりの父親に会ったことを翔太に言い、
「どうするか、翔太に任せていいかな？それが一番いいと思うんだ。頼んだ」
と、あかりと父親とのことを翔太に頼んだ。
そんな中、父・寛利があかりの家を尋ねて来て、翔太と出会った。
街中で父・寛利のことを見掛けたあかりも慌てて父を追い掛けたが、
見失ってしまった。翔太にそのことを電話で伝えたのだが、
翔太は意外な言葉をあかりに返した。
「もうお父さんのこと考えるの、やめにしないか。
前から言おうと思っていたんだけど、7年も探して見つからないんだから、もう無理だよ」。
と翔太は言った。
あかりは「そんな、ずっと一緒に探してくれたのに、なんで？」と、
翔太が言った言葉が信じられないあかりに対して、翔太は、「もう諦めたほうがいいよ」と言い
一方的に電話を切る。葵から、あかりと父親との関係を頼まれたにも関わらず、
翔太はなぜこんなことを言ったのか？
翔太に冷たくされた後あかりは、「相談したいことがあるんだけど…」と葵の前に。
「お父さんを見たの。翔太に相談したんだけど、全然相手にしてくれなくて…」
葵は「翔太には翔太の考えがあるんだよ」と話したが、
「考えって何？もう忘れろって言われたんだよ。たった一人の家族のことなのに」と
あかりは葵に対して感情をぶつける。「翔太が何考えてるのか、全然わかんないよ」と言った。
葵は、「わかんないなら『わかんない』って、俺じゃなくて翔太に言えよ」
と言い、それに対してあかりは「無理だよ」と言う。
葵は、「俺さぁ、お似合いだと思うよ、あかりと翔太。あかりに再会してさ、
俺、『すげぇなぁ』って思った。『あんなに大変なことがあったのに、
教師になる夢諦めないで、頑張っててすげぇな』って」と話した。
「それってさ、翔太のお陰だろ」と。
「いつもみたいにガンガン言えよ。翔太なら大丈夫だって。
ちゃんと受け止めてくれるよ。だって、5年もあかりと付き合ってるんだろ。
並大抵の神経じゃできないよ、そんなこと」と言った。
「ちょっと、どういう意味？」と、あかり言い。
「まぁ少しは女らしくなったけど、相変わらずガサツで頑固のお前の相手なんか、無理ってこと」
と葵が話すと、高校生の頃のようにまた2人の喧嘩が始まる。
あかりは葵に対して喧嘩の後の別れ際、「ありがとう」と笑顔で伝えた。
葵もあかりに、「頑張れよ、教員試験。絶対に合格しろよ！」と言った。
合格したら、翔太があかりにプロポーズをするという事を知りながら。
一方で、仕事が上手くいった瑠衣子から、
知らせを聞いた葵は、「今から時間ある？」と、
瑠衣子をお祝いの意味こめて食事に誘う。
瑠衣子から、「昔好きだった人って、あかりさんのこと？」と聞かれた葵は、
そのことを正直に認め、「でももう終わったから」と、あかりへの気持ちをキッパリ断ち切ったとを告げる。
無理やり自分に言い聞かせるように。
一方その頃、翔太の部屋を留守中に訪れたあかりは、7年前の花火大会に、
葵に書いたはずの手紙「ずっと好きでした。来年の花火大会の日、同じ場所で待ってます」
と書いた手紙を挟んだ漫画ワンピースの51巻が、翔太の机の引き出しに入っているのを見つける。
高校生の頃葵の机の中に入れたはずのワンピース。。なぜ翔太が持ってるの？
あかりはその事が訳わからなくなる。そして、手紙が今でも漫画の中に挟まっていた。、
あかりは「何これ…」とつぶやく。
なぜ葵が、1年後の花火大会に来なかったのか、あかりは理由がわかったようだ。
またその一方、あかりの父親に翔太はこっそりと会っていた、50万円を渡し、
「今後、二度とあかりの前に現れないと約束して下さい。あかりの人生から出て行って下さい」
とあかりの父・寛利言っていた。
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